第2回目は岩佐英治アナウンサーです!!
それではどうぞ!
岩佐英治アナウンサーとは?
岩佐英治(いわさえいじ)アナウンサーは1964年神奈川県出身です。東京大学卒業後1988年にNHK入局し、スポーツ中継など担当していました。
岩佐アナは大の相撲好きで東京大学では相撲部に入っていました。
岩佐アナの相撲知識量が半端ないことは相撲ファンの間では有名です。
私の好きな一番である2002年秋場所の貴乃花vs朝青龍をはじめ、多くの名勝負を実況しました。
相撲以外にも高校野球など様々なスボーツの実況をしており、北京オリンピックではレスリングの実況で吉田沙保里選手や伊調選手の金メダルを名実況で伝えました。
サッカーの実況は1998年より前からしていたと思われます。W杯は1998年フランス大会から2006年ドイツ大会まで3大会で担当しました。
岩佐アナの実況はとても丁寧ですが、ここぞという時はとても熱い実況をします。
2002年日韓大会のブラジルvsベルギーはまさに熱い試合で岩佐アナの声でさらに盛り上がったはずです。
それでは岩佐アナウンサーの実況の数々をご覧ください。
1998 フランスワールドカップでの実況
初めてのW杯実況となったフランス大会ではコロンビアvsチュニジアを担当し、BSハイビジョンではさらに5試合を担当しました。BSハイビジョンで担当した5試合のうち4試合は準々決勝以降の試合であり、初W杯ながら影のエースとして活躍します。残念ながら準決勝のフランスvsクロアチアの僅かな実況しか把握できませんでしたので、情報のある方は教えていただければ幸いです。
・競り合ってーっと!ここは、モンドラゴン!
(GSコロンビアvsチュニジア)
・どうでしょうかねこのあたりは宮澤さん?コロンビア。
宮澤ミシェル解説「バルデラマもう少し動いてくれないかな!っていうのも正直なところなんですけどね。」
あーこうやって持てば力を出すんですね。あっとこちら繋がった!チャンス!プレシアドシュートー!決まったああ!
(GSコロンビアvsチュニジア)
・やはりしかし、出したのはバルデラマ。一発で仕事をしました。バルデラマからプレシアド!コロンビア先制です。
(GSコロンビアvsチュニジア)
・カットしてジョルカエフ。テュラムも平行して上がっています。後ろに残して、ジダンのシュート!
(準決勝フランスvsクロアチア)
・シュートを打っていった!決まりました!!
(準決勝フランスvsクロアチア)
2002 日韓ワールドカップでの実況
2度目のW杯でしたが担当した試合は前回と同様に数試合でした。しかし、決勝T1回戦のブラジルvsベルギーの名勝負を担当し、熱さ溢れる実況を届けました。
・ゴールキーパーの頭を超えた!決まりました!ついにアルゼンチン!後半17分から18分というこの時間帯!
(GSアルゼンチンvsナイジェリア)
・ボルゲッティィィ!!なんとメキシコ先制!!
(GSメキシコvsイタリア)
・アレジャノ、アレジャノ!アレジャノ左足でシュートのチャンスもあるが折り返して、キーパーと一対一ゴールが空いたああ!!よく守ったイタリア!ここはまさに執念の守り!もう一点もやりたくないイタリア!
(GSメキシコvsイタリア)
・シュートだあーーー!!!どうてーん!!!局面開いたこの男ー!!
(GSメキシコvsイタリア)
・ロナウジーニョ。さあリバウドくる!ロナウドも逆サイドきています。ロナウドオオオ!!完璧でしたがシュートの方向だけ。
(決勝T1回戦ブラジルvsベルギー)
・シュートにきたウィルモッツゥゥ!!キーパーが辛うじて指先に当てています。
(決勝T1回戦ブラジルvsベルギー)
・裏は!裏はどうだ!!ムペンザくるー!!キーパーマルコス!!
(決勝T1回戦ブラジルvsベルギー)
・ムペンザ来て、戻して、ウィルモッツだ!!シュートレンジ!シュートの距離だ!ウィルモッツシュートオ゛オ゛オ゛!!さらに来るっ!!!凄い攻めベルギー!!
(決勝T1回戦ブラジルvsベルギー)
ロナウジーニョ。出しどころはあまりありません。揺さぶります。リバウドオ゛オ゛オオオーーー!!!!苦しい時にはこの男!!カナリアカラーが揺れます!!欲しかった!欲しかった得点!!
(決勝T1回戦ブラジルvsベルギー)
中央にいって、いいボールが来て、見せ所おおおーー!!決める男が決める!
(決勝T1回戦ブラジルvsベルギー)
2006 ドイツワールドカップでの実況
この大会はラジオ放送のみ担当し、GSのイングランドvsスウェーデン、準々決勝のポルトガルvsイングランドの2試合を実況しました。
残念ながら実況の紹介は出来ませんがポルトガルvsイングランドは熱い実況だったんでしょうね~!
最後に
岩佐アナの実況を一つ紹介します。
・やはりしかし、出したのはバルデラマ。一発で仕事をしました。バルデラマからプレシアド!コロンビア先制です。
(1998GSコロンビアvsチュニジア)
W杯で初めての実況(のはず・・)でしたがとても落ち着いたまるでベテランのような実況を魅せた岩佐アナ。当然コロンビアのバルデラマという選手についてよく知らなかった思いますが、やはりしかし、そこは岩佐アナ!持ち前の勤勉さでバルデラマの特徴をしっかり調べたのでしょう。バルデラマがどういう選手か知らなければこの実況は生まれなかったでしょう。